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遥かなる旅 ~一期一会~
第四章 : 発見



昨日は長距離を運転して、この上なく疲れていたというのに一日寝たら、昨日の重たい体が嘘のように軽くなっていた。

ホテルのカーテンを開けてみる。眩い太陽の光が部屋に差し込んできた。
前半の旅の疲れはどこへいったのやら…
自然と心身ともに活力が湧いてきた。

 

車で10分足らずのところに八景島シーパラダイスはあった。
パラダイス内に入ると、さっそくイルカのショーが始まるところだった。
急ぎ足で向かうも、すでにいい席は埋まっていた。
それでも遠くではあるが、真ん中寄りの席を確保、そしてショーの始まりだ。
”ぶわっ…”
腕に足に、鳥肌が走った。
「すげぇ!」
カメラを構えていたが、シャッターを押すのが惜しいほど、それを見たかった。
地元のどこぞの水族館とは”格”が違う。
同じイルカでもこんなに違うものなのか?
つまり、それをヒトに例えると、私たちがサーカスをやっている方を見ているようだ。
そして大きな歓声と拍手の中、ショーは終わった。
その後、テレビでも”夏休み特集”みたいな感じで、連日のように放送されていた”ドルフィンファンタジー”を見に行く。
そこはドーム状のガラス(だと思う)張りの”外”をイルカたちが優雅に泳いでいる。
水が張ってある上は屋根がなく太陽の光が差し込む。
まるでガラスでできた潜水艦の中にいるみたいだ。
アートに例えるなら、”ラッセン”のような。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼食を八景島でとり、そろそろ次の目的地へ移動することに。
次の目的地…そう、今回の旅で高知から一番遠い所に位置する茨城県愛宕山、つくばーど開催の地である。
その道中で嵐田さんと合流、案内してもらうことになっている。
茨城方面には首都高を通ってもよいのだけど、せっかく車で来たのだから、東京湾を”潜る”ことに。
海ほたるに行ってみたくて選んだ東京湾アクアライン。
すばらしく天気がよかったので、見晴らしはバツグン。
そこはもうただのPAではなく、とても大きい豪華客船とも思えた。

そして14:30、いよいよ嵐田さんとの待ち合わせ場所へと出発した。
嵐田さんから20分ほど前にメールがあり、「今から1時間で待ち合わせ場所に到着させます」とのこと。


千葉市内で少し渋滞に巻き込まれたもののその他は順調に走らすことができ、
15:40頃、待ち合わせ場所である酒々井PAに到着した。

「あった!」
「あ!らすかる!」

私と嫁さんの声が車内で交差した。
”いつも見ていた”エスクード、”いつか見てみたい”と思っていたエスクード。
そして今、”RASCAL”という異名をもったエスクードが目の前にいる。  

入口に程近いところにらすかるはあった。
しかし、あいにく(?)車内には誰もいない。
その隣には大型のトラック。周辺も車でいっぱいだったので
仕方なく遠い位置へ止めざる得なかった。

高知を発つ前日、嵐田さんより、
「待ち合わせ場所で”にわかBレイド”と称して私を探すゲーム(?)をやりますか?」
というメールが来ていたのを思い出した。
それに対しての返事はしてなかったのだけれども、「ホントに探せ、ということなのかぁ?」とやる気十分に車内から出た。
と、そのとき、私の姿を見てすぐに、らすかるの方に向かう人が…。
もしや?!…やっぱり、嵐田さんだ!(Bレイドはあっさり終わった…)
そして、私の二つ隣の枠内にらすかるを停めた。